経営

経営を加速する人事の役割(2012-02-08)

投稿日:2014年2月13日 更新日:

今日はサイバーエージェントにこの人有り、と言われる取締役人事本部長の曽山さんと、現在飛ぶ鳥落とす勢いで急成長されているGREEの人事本部長の中西さんのお話を聴いてきました。
強烈な成長を遂げている両社のお二人から、成長企業のスピード感や仕事のレベル感をビシビシと感じました。

【今日の学び】

①スピード感を持って決断や実行をしながら、大切な事は長い時間をかけてでも成果が出るところまでやりきる粘り強さ

新しい事業やサービス、取り組みを次々と生み出していて、とても派手に見える両社ですが、その一つ一つが成功する背景には、多くの時間と労力をかけて地道な活動を続けていらっしゃいました。

サイバーエージェントで有名な、「じぎょつく(社員による事業提案イベント)」は今でこそ800件以上の応募があるそうですが、最初14件から10回目までは100件にも満たなかったそうです。
賞金を出したり面談をしたりと色々やってもなかなか応募数が伸びず、藤田社長からも「もうやめたら?」と言われるほどだったそうです。

GREEでも採用面接を社長から他の幹部の方々に権限委譲していく時には、目線のすり合わせのために何度も話し合い、少しずつ時間をかけて行ったそうです。

様々な新しい経営手法や派手な取り組みも、『粘り強い継続』無くしては効果を上げられないのだと再認識させられました。
「これをやったらうまくいく」なんてものは無くて、企業間で差が出るところはそれをやりきる実行力と粘り強さなのだと思います。

②制度や企画そのものだけでなく、運用が大事。考え抜かれた運用で成功まで導いている

上記と少し近いですが、良いと思える制度が誰にとっても良いなんていう事はほとんどありません。
CA社では、その事を理解した上で、「どんな白けがどこで起こるか。それをどうするか」を徹底的に心理シミュレーションするそうです。
過去、曽山さんが少し厳しい制度を提案された時、藤田社長が「良い制度だけど、それって白けるよね。それやられたら嫌じゃない? 」とおっしゃったそうです。

なるほど確かに!と思いました。
このお話は、今年採用や評価の変革を考えていた我々にとってもとても示唆に富んだものでした。
成果に厳しくするのは良いですが、白けのイメトレをした上で、運用を楽しくして社内でちゃんと流行らせなくてはいけないという事でした。

③成長する人は、「決断経験」と「意思表明」の質と量が高い

【成長する人材】とは、「決断経験」と「意思表明」の質と量が高い人だそうです。
研修も大切ですが、自分自身で悩んで考え抜いて決断して成功した事や失敗した事が一番その人を成長させるという事です。

そんな経験を、人事としてどこまで設計していけるかを今後の課題にしたいと思います。

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