経営

大学生のマーケティングプランコンテスト(2011-09-05)

投稿日:2014年2月13日 更新日:

昨日【applim】という学生団体さんが主催している、マーケティングプランコンテストを見学してきました。
この団体さんは、「新しいマーケティング手法に触れ、自ら新しいマーケティング手法を作る」事をコンセプトとして運営されています。
勉強にアルバイトに遊びに恋愛に、忙しい中でビジネスにまで取り組む学生さんは本当に意識が高く、ただただすごいなーと思って見ていました。
きっと就職活動もしながら、夏休みのほとんどをこのコンテストのために費やして努力してこられたのだと思います。
本当にお疲れ様でした。

発表された企画の内容は知財保護の観点から流出禁止だそうなので、自分が感じた事・考えた事を書きたいと思います。
前回参加させて頂いた大学生のビジネスプランコンテストとも共通するのですが、学生さんの提案する企画は、

【儲かるイメージ(=成果の出るイメージ)が全く湧かない】

しかしこれは、否定ではなくて、むしろこれで良いのだと思います。
なぜビジネスプランやマーケティングプランを学生が考えるのだろうと考えた時に、学生だからこそのメリットが無ければ意味が無いわけで、そのメリットというのが、

・短期的な成果に囚われなくても良い
・成果の出るかどうか分からないものに没頭する時間とエネルギーがある
・若者の考えている事が分かる

という事ではないでしょうか。
協賛企業のパネラーの方もおっしゃっていましたが、収益化するのは企業や就職してから、または起業してからやればいいのです。
(※表彰を受けている企画の多くは、ビジネスとしてはかなり未完成だけれども、その企画自体に情熱を感じるものや面白いものが選ばれていました)
企業でマーケティングや事業開発をしている社会人と同じ土俵で戦っても、勝つ可能性も、少しの差で勝つ意義もあまり無いと思います。
学生の時点では、小さなビジネスを出来る力よりも、「これ面白いじゃん!!」と思えるものを考え付く力・それを没頭して推進していく力の方が大切だと思います。
可能であれば我々もそんな人を採用したいと思います。

Facobookも最初は収益化などほとんど考えず、「それはクールか?」「ユーザーが使いやすいか?」という視点だけで拡大させていたそうです。
最初の段階でスポンサーなどを付けて小さなビジネスとして完成させてしまうと、これほどまでには成長しなかったと思います。
だからこそ、よく言われる事ですが、大学生の方には大学生にしか出来ない時間を過ごして、【情緒力】【論理力】といった、ビジネスパーソンとしてのOSを鍛えて欲しいと思います。

経営戦略やマーケティング、業界の専門知識といったアプリケーションは社会人になってからでも遅くないですし、社会人になってからの方が実務と直結しているので効率的に学習できるはずです。
大学生のうちに鍛えるべき能力と、キャバクラとの関係を次回のブログのテーマにしたいと思います。

-経営

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