グローバル競争待ったなし!(2011-02-01)
公開日:
:
最終更新日:2015/04/08
経営
今日はATカーニー日本代表 梅澤 高明 氏の講演を聴きに行ってきました。
「グローバル超競争」時代の戦略と経営
やはりグローバル企業の第一線で活躍していらっしゃる人は、考えている事のスケールが大きい。
我々も10年20年先の長期的な視点で会社を成長させようと考えるなら、グローバルは避けては通れない道だと自覚させられました。
でも聴いていて、考えていてわくわくしました。
どこの業界でも一緒ですが、今の延長線上での改善では大きな成長は期待できません。
1970年代は世界の中流人口は4億人。
日本が4分の1を占めていたので、日本で頑張っていればよかった。
現在世界の中流人口は10億人。
同じように日本で頑張っていても、世界から見たシェアは10分の1になるそうです。
確実に人口が減少し、高齢化が進んでいく国内市場、アジアから低価格商品の流入、その中で高付加価値化と言っても、そのポテンシャルには限界がある。
グローバル競争といっても、商品やサービスの【本質的な価値】が必要であるのは変わらない。
しかし、その本質を伝える力がないと意味がない。
だからグローバルに出て、圧倒的不利にならない程度の力がないと勝負すらできない。
その力をつける制限時間は企業が決めるのではなく、お客様や競合他社が決める。
待ったなしです。
グローバルで戦う長期的戦略
最近の日本企業は3年単位の中期経営計画ばかりに重点を置いて、長期的、世界視野での構想が欠如した、短期的な収益追求の「小さな成長戦略」になってしまっているとおっしゃっていました。
その中で9カ年の計画を発表したヤマト運輸は長期的な視点で経営をしていらっしゃいます。
展開の為の経営資源(カネ、ヒト)
長期的な事を考えても、資源がなければ何もできないので、目先の利益も確保しなければいけません。
キャストさんの求人どうしよう、明日の集客どうしようという目先の課題も解決しないと長期はないですからね。
何か講演を聴いている時はいろいろ分かったような気になっていましたが、こうやってまとめてみるとあまり分かっていないのか、頭がぐるぐるになります。
まとまりのないブログですみません。
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