月1度の全社員ミーティングの企画と司会を担当しているのですが、今日の社員ミーティングはとても良かったです。
いつもより時間を20分ほどオーバーしてしまいましたが、とても熱くて勢いのあるミーティングで、私自身もとても興奮していました。
2年前から見て、本当に良い人材が揃って、また育ってきていると実感しました。
アルバイトで入社し、2年かけてコツコツと頑張ってきたマネージャーがついに店長に抜擢され、「2年前軽い気持ちで始めたアルバイトで、まさか社員になって2年も続けて、店長にまでなるとは思っていませんでした」とこの2年間を振返っていました。
このミーティングでは、できるだけ多くの人が皆の前で話をするようにしており、今日は6人の方が前に立って話をしました。
その内容の端々に「経営理念であるように・・・」とか、「お客様に本当に楽しんでいただくには・・・」といった言葉が見られ、2年前に「お客様」の事を「客」と呼んでいた人たちとはまるで別人でした。
その間、だいぶ人も入れ替わっているのですが、確実に見た目も態度も好感の持てる人材ばかりになり、顧客指向も文化として根付いてきているように思いました。
長い時間をかけて、少しずつ「人が変わる」「組織が変わる」というのを実感しました。
来月には経営理念の浸透度調査を実施しますが、かなりスコアが上がっている事が期待できます。
また、既にモチベーションが高くて顧客指向を持っている社員なので、今後は管理統制を緩め、権限委譲型に移行し、店舗でお客様と実際に触れ合う人たちが責任と権限を持って、より自発的に行動を起こせるような組織づくりをしていくと、お客様とお店の距離がぐっと近づくのではないかと思います。
社長も、「失敗はしても良い。お客様の事を考えたアイデアを、すぐに具体化して実行し、それを検証するスピードを速めて行けばいいんだ」といっていました。
来月に人事制度に関するアンケート調査も行うので、人事考課制度だけでなく、社員が求めている知識やスキル、マネジメントに関する学習といった教育ニーズを捉えて、【良い人材が更に良い人材に成長し、のびのびと能力いっぱい最大限発揮できるような組織】になるよう微力を尽くしたいと思います。