経営

ならぬことはならぬものです

投稿日:2014年2月13日 更新日:

一、年長者の言うことに背いてはなりませぬ

二、年長者には御辞儀をしなければなりませぬ

三、虚言をいふ事はなりませぬ

四、卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ

五、弱い者をいぢめてはなりませぬ

六、戸外で物を食べてはなりませぬ

七、戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ

ならぬことはならぬものです

これは什(じゅう)という会津藩における藩士の子弟を教育する組織の『什の掟』といわれるものです。
会津武士の子は6歳になると、居住地区ごとにこの什という組織に入れられるそうです。

子供は毎日、当番の家に集まります。
そして最年長の什長の指示に従って『什の掟』を大声で復唱します。

そしてこの『什の掟』を破った者にはそれなりの制裁があります。
軽いもので「しっぺ」やら重いもので「無視」まで、幼いながらも罰を受ける事になります。
こういう、論理や理屈抜きに「これはこう!」と言える価値観、哲学が組織文化として良い作用をしている企業にしていきたいです。
今私はビジネススクールで、論理思考を鍛えるトレーニングを受けていますが、論理思考で導き出した仮説を実行するという意思決定をする時には、理念や価値観、哲学に照らして意思決定をします。
という事は、この理念や価値観、哲学を磨いていく事もまた必要です。
いつだったか

『なぜ人を殺してはいけないのか』

という事を議論するのが話題になった時がありましたが、そんな事は考えるまでもなく「ダメなものはダメ」なのです。
深く考える事は大切ですが、考えなくても「これはこう!」と決めてしまう事も大切です。

ビジネスにおいて意思決定のスピードは非常に重要です。
内容によっては、論理的に考えなくても、議論しなくても意思決定できる事もあります。

この【議論しなくても意思決定できる内容】のレベルの高さが、組織文化のレベルの高さだと思います。

・挨拶はしっかりと大きな声で、立ち止まってする

というレベルのものから

・この事業は儲かるかも知れなけど、我社ではやらない

という戦略意思決定のレベルまで。
組織レベルでも個人レベルでも「これはこう!」と言える価値観、哲学が出来上がっていく事が楽しみで生きています。

-経営

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