マーケティングの本を読んでいて、ちょっと面白い事例がありました。
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広告では、高い顧客満足を目指す事の重要性が軽視されがちである。
その点ホンダは、
「私たちのお客様が深く満足している理由、それは私たちが満足しないから」
だと訴えているし、
シグナも
「お客様が100%満足しない限り、私たちが満足する事はありません」
という広告を出している。
だだし、大言壮語は慎まなければならない。
数年前、ホリデイインが
「No Surprises(何も驚く事ではありません)」
を謳い文句にキャンペーンを展開した事がある。
ところが宿泊客からの苦情が相次ぎ、
かえって「No Surprises」
だと揶揄されてしまった。
ホリデイインは急遽このスローガンの使用を中止した。
(『コトラーのマーケティングコンセプト』フィリップ・コトラーより引用)
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勘違いの良い例ですね。
ちょっと笑ってしまいましたが、
自分たちもコンセプトを広告で謳っているわけで、それが勘違いになっていないかを振り返る必要があると感じた。