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金融腐蝕列島

投稿日:2014年2月13日 更新日:

昨日ふと『金融腐蝕列島』(高杉良)をDVDで見ようと思って自宅近くのGEOに行ったが、取り扱っていなかった。

第一勧銀をモデルにした『呪縛』の方は

役所広司さんや、仲代達矢さん、椎名桔平さん、黒木瞳さんなど結構そうそうたるメンバーが出演しているのに、置いてないとは。
2年ほど前に金融腐蝕列島を読んでから大ファンになり、人生のバイブルとして本棚に置いてある。

三和銀行~UFJ銀行をモデルにした

『金融腐蝕列島(上・下)』
※総会屋問題

『再生(上・下)』
※住専問題と貸し剥がし問題

『混沌(上・下)』
※メガバンク再編

『消失(上・中・下)』
※金融庁検査とUFJ銀行の消滅

第一勧銀をモデルにした

『呪縛(上・中・下)』
※総会屋問題

高杉良さんの小説は「生き方」に対する一貫したメッセージがある。

正義派のミドルが主人公となる事が多いが、その正義も綺麗なものばかりではない。

「神ならぬ人間」と言うフレーズがたびたび出てくるように、正義派の主人公も不正に加担したり、保身に走ったりしてしまう場面も多々くある。

サラリーマンとして生きる中で、信念と現実の狭間でもがきながら、問題解決ができなくても、出来る限りより良い方向へなんとか持って行こうとする。

「出来る限りより良い」

言葉にしてみると非常に妥協じみた言葉になるけれど、これが大事だと思う。

【全】か【無】かで終わらせない。

【全】か【無】かで結論を出さない。

解決できるタイミングまで問題を抱えながらも、問題と共に生きる。
大変勉強になります。

金融腐蝕列島

金融腐蝕列島 呪縛 [DVD] 

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