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『2020年人工知能時代 僕たちの幸せな働き方』を読んでキャバクラがどう変わるか考えてみた。

投稿日:2017年6月27日 更新日:

1年ちょっと前、 LINEで人気のJK人工知能「りんな」が売れっ子キャバ嬢になれる5つの理由 という記事を書いた時に、僕にりんなを教えてくれた藤野さんが人工知能時代の働き方に関する本を出版されたので読みました。

著者:藤野貴教

藤野さんとは大学院のイベントで出会って、「キャバクラやってます」と言ったら、「マジで?行く行く~」とほんとに来てくれたのがきっかけで仲良くなりました。

愛知県で働きごこち研究所という会社を経営されています。

変態を目指すと宣言されている藤野さんの話はほんとにおもしろくて、JK人工知能りんなに「パンツ何色」とか聞いてることを本に書いてしまうような方です。笑

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本の内容

第1章 人工知能はどこまで進化しているのか?

人工知能時代の働き方3ステップ、「知る」→「使う」→「創る」の中で、まず「AIを知る」ことを最初の一歩として、家電やりんなのようなチャットボットを身近な事例として紹介しています。

AIの最新情報を「知る」ためにできることも具体的に書いてあります。

第2章 1人1人はどう進化していけばよいのか?

AIが進化していく時代に、人間はどんな価値を生み出すことが求められるのかが、営業・接客、製造、技術、事務の4つの職種で具体的に紹介されています。

「AIが苦手なことから人間の仕事を考える」という4象限のモデルを元に説明されていてとても分かりやすかったです。

AIが苦手なことから人間の仕事を考える

出典:http://www.jiji.com/jc/article?k=000000026.000011466&g=prt

第3章 組織のリーダーはどう進化していけばよいのか?

20世紀はマーケティングとファイナンスがリーダーの必須科目と言われていましたが、ここにテクノロジーが追加され、「エンジニアと共通の言語で会話ができる」ことが必須だとのことです。

加えて、従来から重要であった「組織内で生まれる意見や感情の対立をファシリテートする力」が重要だと言います。確かにこれは絶対に人工知能にはできないことですね。

第4章 人工知能時代の新しい働き方のモデル

「すでに未来的な働き方・生き方」をしているロールモデルとして3名の方のインタビューが掲載されています。

芸人という枠を超えた「イノベーター」 西野亮廣さん

日本で初めて「最先端科学の出前実験教室」をビジネス化した リバネス代表取締役 丸幸弘さん

蜂獲り師・罠猟師として「身体性と創意工夫」を究める 熱田安武さん

個人的にはこのパートが一番面白かったです。

第5章 人間の強みを突き詰める

「テクノロジーに近づくことを意識しながら、テクノロジーから離れることを意識する」という、一見相反することに取り組むことで、突き詰めるべき人間の強みを考えています。

まとめ

Amazonとヤマト運輸を例に挙げた「20世紀の便利・楽は誰かの苦労の上に成り立っているが、21世紀はその苦労の一部をAIが代行する」というコンセプトが、仕事を奪うことを喧伝されているAIへの印象をポジティブなものにしています。

人工知能について知って、実際に使ってみると、「じゃあこの業界や仕事ではこんなことが出来るな~」という創る段階に向けた妄想が捗ります。

これから先、人工知能の研究が取りやめられる事は無いでしょうし、それならどうやって上手く商売や生活に使うかを考えるのがいいですね。

人工知能でキャバクラがどう変わるか

フロント

ペッパー君みたいなAIロボットが活躍するでしょう。

お客様の顔、名前、指名のキャスト、キープボトル等、一度覚えた事は絶対に忘れないし、誰か特定の黒服しか覚えていないということがなくなります。

お店の前で顔を見せれば瞬時に店内に来店を知らせ、待ち時間の案内や、店内状況に合わせた料金交渉などもできると思います。

指名係

初めて来店されたお客様にどのキャストさんを着けるかというのは、「こういう顔をしている人はこういう女の子が好き」という経験則があり、実は顔で判断しています。(あと、服装とか態度とかもありますが)

その精度は人によってかなりバラつきがあるのですが、人工知能が全てのお客様の顔と指名キャストの顔認証データを記録して解析すれば、かなり精度の高いマッチングができて指名係にレコメンドできると思います。

ただし、実際の場面で店内の状況を判断し、キャストさんに一言アドバイスをして席に着けるのは人間がやるべき業務になるでしょう。

営業の連絡

お客様とのメールやLINEのやりとりで、どんな風に返信したら来店確率が上がるかも人工知能でレコメンドできると思います。

僕もマネージャーをやっていた時には、担当キャストさんから「このメール、何て返信したらいい?」と相談されるので、代わりに返信文を作ってあげていました。笑

最近はテキストから感情を読み解く技術も発達してきているので、やりとりをするごとにお客様の感情を的確に捉えて、来店に繋がる効果的なやりとりをすることが出来るようになるでしょう。

まとめ

接客というヒューマンタッチの部分はやはり人間です。

あいづちロボットくらいのものならできるかもしれませんが、相手の感情を読み取りながら男女の機微を理解した接客ができるAIロボットはちょっとまだ想像つきません。

あと、接客がロボットだと「完全にその先は何も無い」のでキャバクラのおもしろさは10分の1くらいになってしまいます。

 

『2020年人工知能時代 僕たちの幸せな働き方』

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